波風を立ててもいい
人間は4~5歳の時期に
善悪を判断することを学びます。
善い行いをやらなければいけない、
悪い行為はやってはいけない
こういった「~ねばならない」を
大人になっても持ち続けます。
そして、問題(に見える現象)を引き起こします。
例えば、ある人は子供の頃
「自分の意見を言うことはよくない」
というメッセージを(無意識に)受け取っていました。
言いたいことがあっても言わなくなり、
自分を信頼することもできなくなります。
これ。
自分を信頼しないだけでなく、
人をも信頼できなくなります。
そのうちに、自分の本音が分からなくなります。
心の中ではイラッとしていても、自分では気づかない。
でも、相手はイライラしているように見えたり
不満を持っているように見えてしまいます。
(自分の鏡になっているのに気づかずに)
相手が従業員や仕事関係者であれば、
仕事にも影響が出てきます。
「意見を言わなければ愛される。
大人しくしていれば、大丈夫。
面倒なことは見なかったことにしよう」
そんな歪んだ価値観のために、
自分に蓋をして生きることになってしまいます。
そして、たまりに溜まったものが
「怒り」となって外に出てくるのです。
自己主張してもいい。
波風を立ててもいい。
そうやって自分が変われば
自然と周りも変わっていきます。