客観的に自分をみる
客観的に自分のことを見るのって難しい(泣)
という方は結構多いですね。
私がクライアントさんにいつもお伝えする方法があります。
それは、
「映画を観ているように、ゲームをしているように、自分の生活を見る」
観客として「自分映画」を見てみる。ということ。
人生というストーリーの主人公「自分」を役者が演じていて、監督が演出をします。
役者が演じている「自分」は、普段、自覚している自分。
でも、監督が本来の自分(真の自分)。
実生活では意識できない、「大いなる存在」である「真の自分」です。
(それを宇宙や神と呼ぶ人もいます。)
映画ですから、大ピンチや不幸話のようなストーリーのほうが、映画としてはアカデミー賞並みの作品になります。
そんな “素晴らしい” 脚本が用意されていて、役者は「自分」を演じます。
ただ、ほぼ100%、役者は監督の指示通りに動きません(笑)
映画製作は、上手くいかないことばかりです。本当に。
役者は、自分の解釈で勝手に演じたり、
あろうことか「汚れたメガネ」をかけていたり、
耳栓をしてたりします。
(ここでの解釈・メガネ・耳栓は、思い込みや気質の働きのことね)
そんな状態では、監督のメッセージは届きません。
何度もNG(挫折とか上手くいかないこと)を出して、撮り直します。
私の役目は、「メガネが汚れてますよ」とか「耳栓しっ放しですよ」と教えてあげることですね(^^)
ハッピーエンドにするのも悲しい映画にするのも、監督次第。
悲しい物語を美しいと感じるのは、観客の自由です。
役者が上手く演じられない「撮影現場」を含めた壮大なる作品があなたの人生です。
特典映像付きのDVDがあなたの人生。
壁にぶつかっているときはひどく落ち込みますが、観客として観ると「大丈夫だよ」と応援したくなる。それが客観視のいいところ。
人生をゲームに例えても分かりやすい。
ゲームの中のキャラクターは自分(自覚している自分)だけど、ゲームをやっている人が真の自分です。
そうやって、映像を見るように自分の人生を眺めてみれば、
客観的に自分を観察することができます。