感情を悪者にしてしまうなんてもったいない
「怒り」のような心が痛むような感情を
ダメなモノと決めつけて、
「変わらなきゃ」「浄化、浄化・・・」なんて頑張っても
無くなりませんよ。
怒りも、悲しみも、不安、恐怖、あと何だ、
そんな感情は持っていてはダメだ、と思っている人は確かに多い。
でも、ダメなモノだと誰が決めたんだ。
「だめだ」と思っていたら、
もっとダメだと思わされるハプニングが起こる。
感情は、いろんなものを教えてくれるサイン。
本当の自分と違うよ、そっちじゃないよ。と教えてくれる。
そんな大切なサインを
悪者にしてしまうなんて、
なんだかもったいない。
怒り狂う自分でもいい。
悲しみに暮れる自分でもいい。
思いっきり感情に浸って、
心や肝(身体)で感じる。体感する。
そうやって受け入れたときに(手放すと表現する人もいる)
次に行けるんですよ。
怒りは無くならないけど、何があっても大丈夫になる。
怒りを「サイン」と捉えたら、
根源にある本当の欲求が見えるようになります。