自己主張型グループの時間感覚

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自己主張型グループ(タイプ3・タイプ7・タイプ8)は、時間を無駄には使いません。 
ただ、外の世界に対して反応しやすいので、本当の意味で自分自身が満たされているかが理解できない場合があります。
効率よく時間を使えても、達成感は得られないことがあるのです。
 
 
効率を重視するタイプ3のA氏は、セッションの中で「時間を無駄にしている気がする。それを変えたい」とおっしゃっていました。
どのぐらい時間を無駄にしているかというと、
「あることに2時間も悩んでしまった」と。
 
2時間が長いのか短いのかの感覚はタイプによって異なりますが、
その時間に物事が達成されたときに、タイプ3は時間が有効に使えたという満足が得られます。
物事を達成するためには、時にはじっくり時間をかけてその問題に向き合うことも必要です。
 
 
タイプ7は、時間は無限にあると感じています。
あるクライアントは、楽しいことや興味のあることを詰め込む傾向にあるため、いつも忙しそうに動き回っています。楽しい時間はいつも沢山ある感覚です。
ところが、ストレス時には、不快な状況を見たくないために、重要なことを後回しにしてしまいます。
物事を最後までやりきると達成感が生まれます。
それを感じられない限り、「(今年はそこそこだった)来年こそ頑張ろう」となってしまいます。
 
 
タイプ8のB氏は、自分で決めた重要事項に没頭しているときは、時間がいくらかかろうと問題にはしません。何年も時間をかけて目的を達成しました
その代わり、重要でないと感じることには時間を割きません。
仕事でも人間関係でも、自分が思ったとおりに事が運ばないとストレスになります。
 
 
自己主張型グループの人は、数値や物質など、目に見える形で結果が得られると満足度が上がります。
逆にいうと、目に見えないものに対しては、他のグループに比べて実感が得られません。 
例えば、自分自身や物事の本質に出会うこと、数値・物・勝ち負け等では測れない幸福感などです。
 
 
外の世界に意識を向けるのと同じぐらい、
内面の満足に集中することも大切ですね(^^)

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