感情をむき出しに

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先日、初めて奄美大島を訪れました。
綺麗な海があるのはご存知だと思いますが、
内陸には緑が生い茂る山々があり、
どこへ行っても自然に身を置くことができます。

こんなところ↓や
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ここも
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原生林にも

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原生林の主↓
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さて、奄美は相撲が盛んな地域だそうです。
奄美出身の力士も多く、子供の頃から相撲クラブに通う子も多いんだとか。
 
ある時、たまたま立ち寄った施設に相撲道場(稽古場)がありました。
こんな機会は滅多にないので見学させてもらうことに。
 
そこでは小学生から中学生までの子供達が稽古をしていました。
小学校一年生ぐらいの子が、自分より体の大きいお兄さん相手に相撲を取るんです。
負けるのは当然。
周りが見ても勝てないのは分かります。
 
相手に投げ飛ばされて、立ち上がって、
次の相手に向かい合って、また負けて。
まだ体が小さいから、そんな稽古を毎回やっていると思うんです。
 
それでも彼は、悔し涙を流しながらも立ち向かっていました。
稽古といっても負ければ悔しい。
こらえても悔しさがこみ上げてくる様子がありありと伝わってきました。
 
それを見てとても懐かしく感じ、その後、自分が泣けてきました。
懐かしいということは、今は無くしてしまったけどかつては持っていたということ。
私にも、あの真っ直ぐさはあったはず。
勝つ・負けるということに夢中になってもいい。
悔しくて泣いていいし、勝ちたいと思っていい。
感情をむき出しにするって、なんて人間らしいのかと。

相撲をとる子供達の姿を見ながら、
心がほぐれているのに気づきました。
人間の本来の姿がこれなのかも。
 
 
大人がこの感覚を思い出せたら、
世界が変わるような気がします。

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